慈姑
2011年 11月 09日
日本には奈良時代に中国から伝来したといわれています。
くわいは漢字で「慈姑」と書き、
一つの根にたくさんの子がつくその姿が、
子供を慈しみつつ哺乳する母(姑)のように見えることから付けられたと言われています。
水稲の代かき田に7月中旬に定植して、12月上旬に収穫します。
掘り取りは人力により特殊なクワで行われ重労働になります。
小さな球形から先のとがった芽が伸びている姿から「芽が出る」と、
昔から縁起をかつぐものとして、おめでたい席での料理に使用されています。
特に、正月のおせち料理の食材として珍重されている野菜です。
コースの煮物や前菜等で使用しています。
ほっくりとした食感をお楽しみください。
博多水炊き 銀獅子総本家
by hinaijidori
| 2011-11-09 19:50
| 店長のひとりごと