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屋久島伝承蔵

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鹿児島本土より南南西約60km、

九州最高峰宮之浦岳がそびえ、海上に浮かぶアルプスと言われる世界自然遺産の島。

ここ「屋久島」の懐に抱かれるように、

伝統的な手造り甕仕込みにこだわった焼酎蔵「屋久島伝承蔵」はあります。





蔵の中に入ると、一次仕込み用のかめが12個、

二次仕込み用のかめが42個並んでいます。

このかめは、明治20年のものを大事に使っています。

「だから、かめにも蔵にも蔵の精が宿っているんですよ」と本坊さん。

麹はドラムで蒸しから種付けまで行い、その後麹室に引き込んで完成させます。

麹室にはヒーターなどはなく、天窓の開け閉めのみで温度調節を行っています。

まさに自然まかせの麹造りです。

屋外では、芋切り作業。

芋の末端の部分と傷んだ箇所を取り除く作業で、こればかりは機械化できません。

パートさんに混じって、工場長以下スタッフ総出の作業です。

毎日1.2トンもの芋が搬入されてくるのだそうです。

地元産の芋だけでは足りないので、時期によっては鹿児島本土の芋も使っています。

「天候が悪いと船が止まり、新鮮な芋が入らなくなる。だから100%地元産にしたいのですが、

屋久島には畑にできる平地が少ない上、生産者の方々が高齢化していて、

毎年一人減り、二人減り、という状態で。

若い方にもっとさつま芋作りに参加してもらえれば」と土屋工場長。

屋久島産の芋は大変な貴重品なのです。





まだまだ蔵の一部分しかご説明できませんが、

このようにして「屋久島伝承蔵」の焼酎は造られています。

是非当店で「屋久島伝承蔵」の焼酎をお試しください。










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by hinaijidori | 2010-08-12 23:52 | 水炊き屋のお酒

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